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介護と看護の大変さをきいて、30代の私が今できることは何かを考える

私の40代・50代の友人に、親の介護をしている人がいます。介護といっても重い病気も持っているため看護もしている状態です。

30代の私には、介護や看護はなじみがなく、「まだ先のことだし、起こらないだろう」と変な思い込みを持っていました。

でも、身近な友人の介護の話に、他人ごとではなくいつか起こることとして、準備をしていた方がいいと思うようになりました。

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「我が家がこんなことになるとは思っていなかった。両親は、あんなに元気だったのに。」と彼女は言います。でも、誰もがそう思っています。

特に、子育て世代は、まだまだ子供にお金がかかるから、親の介護のことまで全く考えていません。子供が働き始めたら、親の介護が始まるのかも、くらいに思っていますが、現実には何が起こるかわかりませんよね。

介護をしている友人のうち一人は、40代ですから、親の年齢によっては早く介護が始まることもあり得ます。

介護中の友人の状況 気持ちに余裕がなくなる

友人の義理の母親が介護&看護状態で、義理の父、夫、高校生と中学生になる子供達、友人の5人で強力して介護をしているようです。

自宅で介護してあげたい、親だからこそ自分達でみてあげたいという気持ちは誰しも持つ気持ちで、彼女も献身的に在宅介護をしていました。呼吸がままならない時もあり、目が離せない時もあるそうです。家族で交代しながら、協力して見ているようです。

次第に、家族の疲労が限界に達し、現在は看護もできる介護施設を検討しているところでした。

 

施設を検討する最中も、想像以上に大変らしく、車で施設を見学に回り、車に戻ると涙があふれて10分くらいは車中で泣き続けるそうです。

でも、すぐに帰ってまた介護に戻らなければいけない。家で泣くわけにはいかず、車中の一瞬だけが自分の時間です。

 

どれだけ大変かは、経験した人にしか分からないことですが、いつも朗らかで前向きな友人が涙を溜めて話すのを聞いていると、壮絶な状況であることが分かります。

 

子供達も介護に協力的なのは心強いのですが、親としては子供として過ごす時間も確保してあげたいことでしょう。

ただ、5人介護する人がいても大変なんだという現実に、私はショックをうけました。

人数が多ければ、楽なのかなと思っていたからです。 

金銭的にもぎりぎりになる

介護は付きっ切りのようで、友人はパートをやめてしまいました。

パートをやめたということは、収入も減り、旦那さんの収入だけです。旦那さんは、一般的なサラリーマンで、収入は平均のよりも上くらいのようです。ごくごく一般的な家庭だそうです。

 

介護費用にプラスして、子供の教育費も、お金がかかります。そんな中で、収入が減るというのは最も不安なことです。

お金があったら、介護施設の選択肢も増えるし、ホームヘルパーさんを雇ったりできるから、もっと楽だったと思う。と彼女は言います。

 

介護自体は、身体的な負担ですが、お金の問題は精神的な不安になります。

これから、どうなるんだろうという、果てしない介護に不安は募るばかりです。

 

今から考えておくこと・できること

では、介護が関係のない私達が、今からできることは何か?

 

それは、お金に関すること。

 

介護や看護が必要になったとき、旦那さんか妻のどちらかが働けなくなります。さらに介護費用や看護費用で出費が増えることを考えると、不労所得が入ってくる仕組みを作っておくことです。

30代のうちから勉強したり、経験をつんだり、わずかでも不労所得を得るための道筋が見えていれば、将来的には大きな収入になり、もしものときの大きな支えになります。

 

株、FX、不動産、アフィリエイトなど、何も知らない人が多いのですが、将来に備える意味でも勉強してはどうでしょうか?

主婦の方は、友人との会話で、お金の話はしませんよね。なので、不労所得に疎い人がほとんどだと思います。実際私の周りにも、詳しい人は誰もいません。

ですが、例えばパートで働いたお金を、ランチ会や洋服や娯楽に使うように、株に振り分けたりするといいと思います。または、空いた時間にブログでアフィリエイトをするのもリスクがなくて安全です。

増えた収入は使ってもいいのです、ただ不労所得が入る仕組みを家計の中にいくつか作っておくことが大事なのです。

 

将来のためにできることを、少しずつ積み重ねていきませんか?